SSブログ

ふたご座の神話 [神話]

スポンサーリンク




ふたご座流星群で注目されているふたご座ですが、今日はそのふたご座の神話についてです。

星座では、兄のカストルが2等星、弟のポルックスが1等星で、弟の方が若干明るい星ですが、神話では二人は大変仲の良い双子でした。
そんな、ふたご座のカストルとポルックスのお話しです。



カストルとポルックスは、白鳥に変身したゼウスと、スパルタ王テュンダレオスの妃レダの間に生まれた子です。
お母さんであるレダは2つの卵を生み、その内の1つから男の双子であるカストルとポルックスが、もう1つから女の双子であるヘレネとクリュタイメストラが生まれました。
ポルックスとヘレネはゼウスの血を受け継ぎ、不死身である神としての肉体を持ちましたが、
カストルとクリュタイメストラはレダの血を受け継ぎ、人間として生まれたために、死ぬ運命にありました。

成長した二人は、めきめきと頭角を現します。
カストルは乗馬の名手に、ポルックスはボクシングの名手となりました。
たいそうな強さだったので、黄金の羊の毛を奪いに行くアルゴ号の冒険にも参加し、活躍しています。

どんな時も仲良く一緒に行動していた二人ですが、ある日、従兄であるイダスとリュンケウス兄弟と戦った際に、イダスの放った矢でカストルが死んでしまいました。
兄の死を嘆き悲しんだポルックスは、父親であるゼウスに頼みます。
「お願いです。どうか、自分の不死を兄カストルにも分け与えて下さい」
その願いを聞き届けたゼウスは、二人を星座に変えました。
二人は「ふたご座」として星になり、一年の半分を天上、残りの半分を地下で過ごす事になりました。



スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。